魅力的な人物写真を撮るコツ

古いカメラ

被写体としての人間は、撮影する側にとってとても魅力的な被写体です。表情や仕草によっても個性的な写真が撮れます。できるだけ被写体となってくれた人の魅力を引き出せる撮影をしたいものです。

ポートレート写真を撮ろう

ポートレート写真を撮るときは、望遠よりのレンズがおすすめです。広角レンズだと歪みが大きく、そのような表現を意図する場合以外ではおすすめできません。よく85mmレンズはポートレートレンズと呼ばれます。背景をぼかして人物を引き立たせやすいので、望遠レンズがいいでしょう。ピントは必ず目に合わします。

それから、大切なのは光を考えて撮影することです。順光だと全面に光が当たるので、女性の撮影に向いています。逆光、半逆光だと印影ができやすいので、男性の撮影に向いている光と言えます。

表情豊かな子供を撮影しよう

子供の写真を撮る場合の構図としては、バストアップ、顔のアップ、全身、景色の中に小さく入れる、などのパターンが考えられます。バストアップの場合は、子供を画面の真ん中に配置すると、証明写真のようになるので、左右どちらかに寄せたり、体や目線の向く空間を空けると動きが出ます。

顔をアップで写す場合は、思い切って頭頂部をカットしてみましょう。表情が引き立ちます。全身を入れる場合は、大人の目線で上から撮影するのではなく、カメラの位置を子供の目線まで下げると、全身がバランスよくおさまります。景色の中にポイントとして子供を入れる場合は、左右の下に入れると安定感が出ます。左右の上に入れると、動きや浮遊感のあるイメージになります。ど真ん中に配置した日の丸構図ではなく、思い切って寄せた方が印象的に仕上がります。

思い出に残る記念写真を撮ろう

観光地などでランドマークを背景にして記念写真を撮る機会は多いと思います。誰がとっても同じような記念写真にもちょっとしたテクニックがあります。よくやりがちなのがランドマークのすぐ下に被写体を立たせて撮影するパターンです。これだと人物がかなり小さくなってしまいます。

一つ目のテクニックとしては、まず、ランドマークが入る位置で構図を決めます。それから、人物はカメラに近い位置に立たせます。近すぎると思うくらいの方が、表情も分かるいい写真になります。もう一つのテクニックとしては、複数の建造物が存在する場合は、欲張らずに対象を絞ることです。例えば、鳥居の両端に狛犬がある場合、両方の狛犬を入れるのではなく、一つは外して、片方の狛犬と鳥居で撮影するのです。対象を絞った方が構成がすっきりして人物画引き立ちます。